特に気をつけるべき点

ロゴは、とにかくシンプルです。中には、子供でも書けそうなデザインすら見かけられます。ですが、だからこそ気をつけなければならない点があります。それは、既存のロゴに類似していないかどうかです。シンプルなだけに、意図して盗用していないにもかかわらず訴えられる、そういった可能性も懸念されます。

もちろん、世の中に存在するロゴマークすべてと見比べて作成しなければならないわけでもありません。そうなると、それこそ子供の落書きや趣味のイラストにまで気を配らなくてはなりません。確認するべきは、商標登録済みのロゴです。

登録されているものは、すでに法律で守られているため、訴えられれば新規に作成したこちら側が取り下げなければならなくなります。この場合のデメリットは、少なくありません。たとえば、さらなる作成費が必要となる、すでにロゴを記載した備品を多数制作しているとなればすべて使い物にならなくなる、取り下げに応じなかった場合、訴訟によて損失すら被りかねないなどです。

マークそのもののほか、フォントに関する著作権についても注意が必要です。

このようにロゴは、単純な存在でありながら気にかけるべき点も少なくありません。ですが、次項で紹介する方法なら、安心して作成できます。